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前回のつづき!!

今度は治療法について学んでいきましょう。

 

治療法(保存療法と手術療法)

腰痛には、椎間板ヘルニア以外にもさまざまな原因がありますが、椎間板ヘルニアと診断されたときの治療法についてみていきます!
 椎間板ヘルニアの治療法は、保存療法と手術療法があります。この病気は、自然治癒することもあるため、まずは、保存療法から治療が進められていきます。

 

保存療法

①神経ブロック
 激しい痛みを抑えるために、局所麻酔やステロイド薬を注射し痛みを和らげます。注射の部位によっては、患者さんの安全を考えて、入院が必要な場合もあるそうです

薬物療法

ステロイド性消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を使って痛みを抑えていきます

理学療法

痛みが落ちついたあと、筋肉を強化するための体操や、専用の器具で身体を「牽引」することなどが行われます。(リハビリ)

最後は手術、、、

手術療法は、保存療法を行っても痛みがとれない場合や、脚に麻痺がある場合、または、日常生活に支障があって本人が希望する場合などに行われていきます。また、厚生労働省の作成した診療ガイドラインによると、「排尿・排便障害がある場合」には、48時間以内に緊急の手術を受けるように勧められています。

ヘルニアになり易い人、、、?

ヘルニアはいつでも誰でもなることがあるのですが、やはりヘルニアを起こしやすい状態というのはあります。いくつか紹介します!!

・赤ちゃんにも!?

上で、ヘルニアになる原因に「長年の酷使」によるヘルニアがある、と書きました。椎間板ヘルニアなどがそうです。こういうヘルニアは生まれたての赤ちゃんやまだまだ身体を酷使するに至っていない小児にはそりゃあ、少ないのです。

しかし、その他のヘルニアでは、身体が完成していない小児では、臓器の脱出に抵抗する筋肉や膜が弱くてヘルニアになりやすいのです。特に、そけいヘルニアの大半は子供に起きやすいものです!また、生まれつきによるヘルニアや、身体が弱いために外傷によってもヘルニアになりやすく、子供は、なんと意外にもヘルニアになる可能性が高いのです!!!!

 

・デスクワークや運動不足の人!!

まず、赤ちゃんと同様の理由から、筋肉の弱い人は要注意です。大人になってそれなりに筋肉がついているから大丈夫だろう、と思ったら大間違いで、内臓もその分成長して重たくなっていることをお忘れなく、、。その上赤ちゃんのときに心配しないで済んでいた「身体の酷使によるヘルニア」の危険性はどんどん増してきます!!

酷使系ヘルニアの代表格である椎間板ヘルニアは、同じ体勢でイスに座っているなどすると大変疲労しやすいのです。さらにデスクワークの人の方は運動不足による筋肉低下を起こしていることが多く、ますますヘルニアを起こしやすくなるのです。

・なぜ、ヘルニアになるの??

次にヘルニアになる原因を考えてみましょう。人間の身体は基本的に、心臓はここ、肺はここで腸はここにあるべきだと決まっています。そして、身体はその決まりにもとづいて筋肉や各種の膜などで身体の中を区画整理しているのです。

この区画整理は結構しっかりしていて、そのおかげで人間が歩こうと寝転がろうと内臓の位置は一定に保たれているのです。しかし、この区画整理を行っている筋肉や膜に弱い部分があると、そこからはみ出てしまうのです!!ヘルニアになる原因とは、この区画分けを行っている部分が弱ったことからと言えます。

 

・なんで、弱ったところにできるの??

もっとも解りやすいのは外傷によるもの。例えば事故でおなかを強打してしまい、腹膜が破れてしまった場合などがこれに当たります。そのほか、もともと弱い部分である鼠径などは、ちょっと力んだ瞬間に、膜を飛び出してしまう場合が、、、。さらに、元は強い部分であるのに、長年の酷使によって弱ってしまうこともあります。椎間板ヘルニアなどはこれの代表格なのです。

 

・ヘルニアになり易い部分とは、、

組織の柔らかいところというのは「筋肉同士の隙間」だったり「薄い膜の部分」だったりとさまざまですが、とにかく身体のあちこちに柔らかいところはあるので、当然ヘルニアも身体のあちこちに出来る可能性がありますね。ただ、やはりもともと弱い部分や、酷使しやすい部分はヘルニアになりやすいと言えるでしょう。逆に脱出しやすい内臓はというと、長くてそれ自体は固定の弱い消化器系(胃腸など)になります!

ヘルニア

ヘルニアの世界へようこそ

 

まずは知っているようで意外と知らない「ヘルニアってなんだろう?」ということを考えてみましょう。ヘルニアと単純に言うと、腰が痛む腰椎椎間板(ようつい-ついかんばん)ヘルニアをイメージするかと思います。でも俗に言う脱腸(だっちょう)の正式名称は鼠径(そけい)ヘルニアと言ってヘルニアの仲間ですし、でべそも臍(さい)ヘルニアと呼ばれています

 

ヘルニアとは、ラテン語で脱出を意味します。つまり、ヘルニアとは何らかの原因で周りの組織の圧迫に耐えられなくなった臓器が、組織の柔らかいところからはみ出してしまう状態のことです

たとえば鼠径ヘルニアの場合、腸が腹筋の圧力(おなかに力を入れた)に耐えかねて、鼠径部(足の付け根部分)の薄い膜を突き破って脱出してしまった状態を鼠径ヘルニアと呼ぶという具合ですね。こうして「臓器が本来あるべき場所から逸脱した症状」をまとめてヘルニアになるのです。

 

単にヘルニアと呼ぶと、どこにできたヘルニアなのかわからないため、足の付け根(鼠径)に出来たヘルニアなら鼠径ヘルニア、背骨の椎間板に出来れば椎間板ヘルニアというように、普通は部位+ヘルニアという呼び方をしているのです。